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和久譲治のジュエリーブログ

 

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VOGUE掲載記事

 
VOGUE 2003, 12  

VOGUE 12, 2003 掲載記事

ヨーロッパの伝統的なテクニックを盛り込みながら。

 
さまざまなジュエリーブティックを訪ねたが、満足できなかったジュエリー好きが、最後にドアを叩くのが、ジュエリー・デザイナーの和久さんのブティックだ。古い時代から現代までの高度な技術を収得している、日本では貴重なジュエリー・デザイナー。デザインだけで、他のセッティング等は、他社の職人に外注するというデザイナーが多い中、彼は最初から最後まで、自分のアトリエで仕上げる。“メソポタミア時代から、ロココ、ヴィクトリア時代まで”のアンティーク・ジュエリーの難しいテクニックも取り入れながら、彼にしかできない繊細な細工を施し、表情豊かなジュエリーを作り上げる。通常のオーダーメイドでは、デザイン画の後、ワックスの試作品を一度作り、調整を行って完成というプロセスだが、彼の場合は、ヨーロッパの伝統的な技術でシルバーの試作品を作り、最低3度は細かく打ち合わせを行うという。だからこそ、オーダーした女性たちの満足度も高く、リピーターも多い。

Editor:Romiyo Hayashi

 
和久譲治●キャリア20年以上のベテラン・ジュエラー。アンティーク・ジュエリーに関する造詣も深く、宝飾史に関する講師としても人気が高い。
オーダーメイドで制作されたジュエリー。左下のパールのブローチは、ミキモトのパールのリングをリフォームしたもの。ローズカットのダイヤモンドや花モチーフなど、ロマンティックでデコラティブな作品が特徴的。
問い合わせ先●WAKU Jewelry Making 東京都渋谷区神宮前4-24-15 TEL.03-3478-6248 休日曜(月・火曜は要予約)

※新住所 :東京都渋谷区神宮前2-5-6 アマデウスハウス 209

 
 
VOGUE 2003, 11  

VOGUE 12, 2003 掲載記事

 

夢に残るはかない美しさ。

ファイナルステージで、セクシーに今夜の主役が現れた。涙のように流れるジュエリーのフォルムは、せつないリズムとともに儚い輝きを見せた。ネックレス ¥450,000(参考価格)/PETIT COLLIER(ワクジュエリーメイキング)

Hair:Adie Hannah at Michael john using Kanebo
Makeup:Nicole Jaritz at Loox Agency using M・A・C
Manicure:Nichola Joss at Premier for Creative Nails
Retouching:Actis Studios

Copyright (C) 2004 WAKU JEWELRY MAKING CO.,LTD. / Copyright (C) ADACHI PHOTOGRAFAR.

  

 

(有)ワクジュエリーメイキング(ワクジュエリー)は、日本のジュエリーメーカー、ジュエリー教室として平成元年、東京・渋谷・表参道に設立されました。
厳選された素材と、高度な技術で仕上げられるオリジナルジュエリーとコスチュームジュエリーブランド(Petite Collier;プティ コリエ)/ジュエリーブランド(Petit Fiori;プティ フィオリ)は、常に高い評価を受けています。
ジュエリー教室は贅沢な少人数制、高度な技術が学べることで評判です。
そのほか、他社のオリジナル商品開発や業務顧問、学校法人 文化服装学院での装飾文化史やジュエリー文化史に関する講義など幅広く活動しております。
ワクジュエリー(ワクジュエリーメイキング)は「ジュエリー文化の楽しみ方」を提案します。

代表取締役 和久譲治(ワク ジョウジ)

 

 

  

ジュエリーブランドPETIT FIORI 
           プティ  フィオリ 

オリジナルジュエリー&オリジナルアクセサリー
洋彫りと、貝花や宝石の色彩で作り上げる
日常使いのジュエリーブランド

ワクジュエリーメイキングのオリジナルジュエリーは、あらゆる素材のオリジナルカービング(彫刻)と、アンティークから現在まで世界で使用されている様々なスタイルのストーンセッティングテクニック(各種石留め技術)を特徴としています。
特に和久譲治がイギリス・ロンドンで学んだジュエリー技術とは、19世紀から20世紀前半に完成された、ヨーロッパ・アンティークジュエリーの高度な手作業を中心とする技術でした。
現在では有名ブランドのハイジュエリーのみで使用されるこれらの技術が、ワクジュエリーメイキングオリジナルジュエリーの基本となっています。
高度で精密な手作業でしか作り出せない繊細で完成度の高いジュエリーをぜひご覧下さい。
2009年2月、サロンで発表されるオリジナルジュエリーとは別に、同じ品質を持ちながら日常使い出来るジュエリーブランド/プティ フィオリを、デザイナー和久譲治、カラーアシスタント林陽子で立ち上げました。
どうぞよろしくお願いします

展示会ページ

※Engraving
Silversmithing
Metal Inlay
Filigree
Florentine Finish
Hammering
Bright Cut
Repoussé
Carving

 
プティ フィオリ 貝花リング
 
プティ フィオリ リング
 
プティフィオリ ペンダント
 
 
プティフィオリ ペンダント

アンティークジュエリー&
ビンテージコスチュームジュエリー

アンティークジュエリー&ビンテージコスチュームジュエリー

フランスアンティークジュエリーと
パリビンテージコスチュームジュエリー

ジュエリーメーカーであるワクジュエリーメイキングは、アンティークジュエリーやビンテージコスチュームジュエリーの買い付け方も少し変わっています。
まず世界の歴史や文化史、特にジュエリーの技術史の流れを詳しく調べ、気になる地域に足をはこびます。博物館や現地のコレクターフェア、アンティークショップをまわり、その地域の歴史的に特徴のあるアンティークを探すのです。
まことに非効率な買い付けですが多くの発見があります。
ワクジュエリーメイキングのアンティークに、ポルトガルやフランス、オーストリア、ハンガリーで作られたものが多いのは、この様な理由からです。
定例の展示会で、これらのアンティークジュエリーやビンテージコスチュームジュエリーも販売しております。リング、ブローチ、イヤリングなど豊富に取り揃えております。ぜひ、お気に入りの1点を見つけにいらして下さい。
次回のアンティーク&ヴィンテージフェアは2009年2月7日(土)です。詳細は展示会ページをご覧下さい。
E-Mail info@wakujewelry.jp

※ワクジュエリーメイキングでお買い上げ頂いた商品は、責任をもって修理、メンテナンスを致します。

 
エナメルクロス ペンダントヘッド
 
エカテリーナ リバイバル
 
19世紀アンティークジュエリー
 
カーネリアンカービング ネックレス
 
オベ・ダブルハート ブローチ
 
Copyright (C) 2004 WAKU JEWELRY MAKING CO.,LTD. / Copyright (C) ADACHI PHOTOGRAFAR.


 

オリジナル・コスチュームジュエリー

下の画像をクリックすると拡大表示でご覧になれます。
 

オリジナル・コスチュームジュエリーブランド/Petite Collier プティ コリエ

オリジナル・コスチュームジュエリーブランド/Petite Collier プティ コリエ

ビンテージアクセサリーの様な豊かな色彩と、ジュエリーのテクニックを使用した繊細な手作業。

ワクジュエリーメイキングのオリジナル・コスチュームジュエリー(オリジナルアクセサリー)は、ヨーロッパのジュエリーテクニックを、ファッションショーやポスター撮影用のアクセサリー製作に応用したのが始まりでした。

これは、パリ・オートクチュール時代のビジュ・ド・クチュールが、アンティークジュエリーとオートクチュールの融合から生まれていった事と同じような経緯をたどっています。

このことは後に、旧カネボウのビンテージアクセサリーブランド「リリ・エ・ダニエル」の業務顧問やメンテナンス業務を始めるにあたり、コンセプトメイキングやメンテナンステクニックにいかされました。

さらに、リリ・エ・ダニエルの仕事で、本当に沢山のパリ・コスチュームアクセサリーに触れることで、そのデザイン、素材、作り、テクニック、歴史や文化などのあらゆる知識が蓄積されてゆきました。

広範囲なマーケットに対応すべく、オリジナル・コスチュームジュエリーブランド「プティ コリエ」を、チーフデザイナー:林陽子、デザイナー:和久譲治で2008年9月よりスタート致しました。

「プティコリエ」は、美しい色合いと、ジュエリーのような作りの良さが特徴の、ビジュ・ド・クチュールを現代のファッションに合わせて進化させたコスチュームジュエリーブランドです。


     
     
     

 

 
 
 
プティコリエ ペンダント・ピアス
 
プティコリエ ミュゲ・ネックレス
 
プティコリエ ビザンツスタイル・ブローチ
 
プティコリエ ベルエポックペンダント
プティコリエ イヤリング・コレクション  

レナード・バーンスタイン(Leonard Bernatein)

 

 

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 まだクリムトの「ベートーヴェン・フリーズ」(参照)に魅せられています。ほとんど仕上がった金属原型(参照)製作は、レナード・バーンスタイン指揮のベートーヴェン「歓喜の歌」を聞きながらの作業です。フリードリッヒ・フォン・シラーの「歓喜に寄す」の概念をレナード・バーンスタインは本当に理解しているのでしょう、メロディーと概念と絵画が入りまじり、心に響きます。

「フリードリッヒ・フォン・シラー」、「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」、「グスタフ・クリムト」、そして「レナード・バーンスタイン」の流れ。

このうち「シラー」と「バーンスタイン」はユダヤ教徒です。

 曲が終わると、相棒はへルベルト・フォン・カラヤンのヨハンシュトラウス二世を大音量で響かせます。美しく、荘厳で、格調高く。

私の心地よい瞑想は、ドナウの流れのようなワルツとともに消え去りました。

私は好奇心や疑問で、頭をいっぱいにすることが好きです。

 私はレナード・バーンスタインのほうが好きだ! 田園風景の中、ユダヤ共同体の素朴な人々の姿が浮かぶ。

 

ロンドン留学中、ジュエリーメイキングを学ぶ、年の近いユダヤ人の友達がいました。よく話すようになった頃、彼は彼のお母さんが作る「ヨークシャープディング(Yorkshire・ pudding」を、食べに来ないかと誘ってくれました。エリザベス女王二世のシルバージュビリー(即位25周年・1978年6月2日)で休日の良く晴れた日、彼の住むロンドン郊外のまちに出かけました。車両の両側面がほとんどドアの通勤電車だったことも憶えています。

街に出ると、ほとんどの人は、山高帽に長いひげを蓄え、フロックコートの黒装束でした。ユダヤ人の居住区があることを、この時初めて知りました。

 白髪が混じり、少し外側にカールしたショートヘヤーの、ほっそりした彼のお母さんに迎えられ、さっそく三人での食事が始まります。家庭料理の ローストビーフとヨークシャープディングを、味わいながら静かにいただいた記憶があります。TVにはシルバージュビリーの映像が流れていましたが、だれもこのことに関しては言及しません。

 食事が終わり、お茶を飲みながらくつろいでいた時、私は浅い知識から、配慮のないことを言ってしましました。

 「Raid on Entebbeを見たけど、面白い映画だったよ。」

 実話である、イスラエル国防軍の「エンテベ空港奇襲作戦」をえがいたアメリカ映画(1976年、)で、国防軍兵士の英雄的活躍の話です。この映画以前に、第4代イスラエル国防軍参謀総長、第5代国防大臣の「片目のモーシェ・ダヤン」の活躍する「イスラエル建国」の映画も見ていました。平和ボケの日本人であった私は、恥ずかしいことに、「ユダヤ人=イスラエル」程度の知識しかなかったのです。

いつものように、彼は私の目を静かに、真正面から見つめ 言いました。

「僕は、戦争を娯楽にするのは好きではない。」

私は軽くうなずくだけで、なにも言えませんでした。共同体に暮らすユダヤ人でも各々が良く学び、よく考え、自分の意見をもっています。その時から私は大切なことを実行してきました。「自分の言葉を大切にすること。」、「一言でも自分が発した言葉には、全面的に責任を持つこと」です。そのせいで、融通利かないやつとして仕事をしてきました。日本では、軽口がコミュニケーションだと考えてる人さえ多くいました。

当時ロンドンで知り合い、友だちになった人は、静かに言葉を選んで話す人が多かったようです。話すことが楽しく、静かな喜びを感じたものです。言葉はその人の人格です。本を読むことも、その人を感じて会いたくなる人がいます。少し体力も回復してきました。静かにいろいろな文化を語り合える人に会いたくなりました。

 

 今、少しだけ解ってきました。「ユダヤ人」、「ユダヤ共同体」、「ユダヤ教」の言葉も、それぞれの地域性、歴史、概念があり、それぞれに派閥があり、決して安易な決めつけた観念を持つべきではないことです。

 

 

      

ビーズ 国立民族学博物館・国立科学博物館 共同企画展

Beads in the Worldhttps://blog.hatena.ne.jp/blogwakujewelry/blog-https://blog.hatena.ne.jp/blogwakujewelry/blog-wakujewelry.hatenablog.jp/entrieswakujewelry.hatenablog.jp/edit?entry=17680117127200338079

 

古来、ビーズは「雨」の表象ですから、国立民族学博物館所蔵には民衆によって引き継がれてきた概念が宿った、興味深い品々があるはずだと思って見に行きました。以下の写真を見てください。クリムトの作品にもあふれていた「輝く雨」など、その背景に興味の湧く多くの資料に出合えました。解説もしたいのですが、会期がこの週末までです。とりあえず、写真を上げます。興味のあるお方はどうぞご覧ください。

 

 

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(1)首狩りに赴く戦士の護符;台湾、タイヤル族

 

タイヤル族が首狩りに赴く時の装飾品です。「雨粒」、「輝く雨」、そして「〇に十」雨による平衡です。首狩りに赴くのは「雨による平衡の女神」であることが解ります。

 

 

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(参照)

 

「平衡、水牛の角」、「平衡、Sheveron(ギザギザ線)」、「平衡、豚鼻」に捧げられた「頭蓋骨、死」。

「生命の誕生・豊穣」がバランスを取ります。

「首狩り」の意味の源流はここに辿れます。

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(2)仮面;カメルーン、バミレケ族

 

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(参照)

 

ひし形◇(輝く雨)(参照)、最近では、クリムトの絵にあふれ、皇室行事で 三種の神器天叢雲剣 (あまのむらくものつるぎ) (草薙剣 (くさなぎのつるぎ) )を包んでいたのもひし形紋」でした。形而下の文化史」では「Dovecot(鳩小屋)、Tarabados,Tinos(ティノス島、キュクラデス)」(参照)などに現れています。

 

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(3)玉飾り;鹿児島県徳之島

 

中央の、六角形に多数の(三角・△)が付いた表象は、(三角・△)が女神の意味で表象されていることをよく表しています。つまり「六芒星」は「ダビデの星」ではなく、「雨の花・雪」(参照)の意味であり、雨粒でできた花、そして上部の横に並んだ「女神」と併せ、「雨の女神の遍在」を表しています。鹿児島県徳之島に現れた、アイルランド、イベリア半島から伝播したBC3,000年頃からの概念です。地中海の海洋民が太平洋を北上したことが分かります。

 

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