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和久譲治のジュエリーブログ

 

ビーズ 国立民族学博物館・国立科学博物館 共同企画展

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古来、ビーズは「雨」の表象ですから、国立民族学博物館所蔵には民衆によって引き継がれてきた概念が宿った、興味深い品々があるはずだと思って見に行きました。以下の写真を見てください。クリムトの作品にもあふれていた「輝く雨」など、その背景に興味の湧く多くの資料に出合えました。解説もしたいのですが、会期がこの週末までです。とりあえず、写真を上げます。興味のあるお方はどうぞご覧ください。

 

 

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(1)首狩りに赴く戦士の護符;台湾、タイヤル族

 

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(参照)

 

「首狩り」の意味の源流はここに辿れます。

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(2)仮面;カメルーン、バミレケ族

 

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(参照)

 

ひし形◇(輝く雨)(参照)、最近では、クリムトの絵にあふれ、皇室行事で 三種の神器天叢雲剣 (あまのむらくものつるぎ) (草薙剣 (くさなぎのつるぎ) )を包んでいたのもひし形紋」でした。形而下の文化史」では「Dovecot(鳩小屋)、Tarabados,Tinos(ティノス島、キュクラデス)」(参照)などに現れています。

 

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(3)玉飾り;鹿児島県徳之島

 

中央の、六角形に多数の(三角・△)が付いた表象は、(三角・△)が女神の意味で表象されていることをよく表しています。つまり「六芒星」は「ダビデの星」ではなく、「雨の花・雪」(参照)の意味であり、雨粒でできた花、そして上部の横に並んだ「女神」と併せ、「雨の女神の遍在」を表しています。鹿児島県徳之島に現れた、アイルランド、イベリア半島から伝播したBC3,000年頃からの概念です。地中海の海洋民が太平洋を北上したことが分かります。

 

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