WAKU JEWELRY Blog

和久譲治のジュエリーブログ

 

百合のリング オーダー品のメンテナンス

 

 

ダイヤモンド、白蝶貝、黒蝶貝、18金 2009年

 

カサブランカは大好きな花で、この頃よく彫っていました。

発見!!右下の白蝶貝花、ダイヤモンドネジが緩んでいます。

 

 

世代を越える為のメンテナンスという事です。作った本人より長い時代を生きる作品達。愛しく思います。

 

 

 

着けて動くと、半透明の白蝶貝にダイヤモンドの輝きが干渉して、キラキラと輝きます。



 

WAKUコレクション(20)18世紀フランドルジュエリー

 

ペースト、金、銀

 

特徴的な北フランス・フランドルジュエリーです。彫の部分、リボンのサイド、クロスの裏面には金の薄板が張っています。そのため見た目より重量があります。そして何より面白いのはペーストが18世紀特有の「Proto-Single cuts」されていることです。上の写真でも石のテーブルは四辺形なのに、石枠は楕円形になっています。下の写真中央のカットです。テーブルは四辺形、ガードルは楕円なのです。買った状態のまま撮影しましたが、彫の表面をアルコールで拭くと綺麗になりました。品位は不明ですが金に間違いありません。張り合わせ境界線も綺麗です。大きさ(65x35mm)と重さ(10.4g)は日常的に着用っされるために作られたことを表しています。豊かで、マリア信仰(旧女神と重ねる)の強かった北フランスらしい、リボン(蛇の表象)をあしらった華やかなクロスです。

 

18,19世紀のSingle cuts   左からの3番目まではProto-Single cuts;Diamond Cuts in Historic Jewellery

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