時々散歩に行く川沿いに、綺麗な白花の萩がさいていました。
思わず足を止め、見入ってしまいました。
しかし、この綺麗な花が咲き誇る庭は荒れ、空き家というより廃屋に見えます。
花を育て、愛でていた住人はもういません。
その時、静かな感情とともに、浮かんだことがあります。
ブログで、「和久コレクション」を紹介しよう。
旧(株)鐘紡の仕事(参照)や表参道のショップの為に、ヨーロッパでアンティークジュエリーやビンテージアクセサリーを探して廻りました。
その時、商品には難しいが、ジュエリー・アクセサリーの技術(参照)や背景の歴史に惹かれるものを「和久コレクション」として集めてきました。
もうそろそろ、次に大切にしてくれる人を探す時のようです。
一回目は18世紀半ばに、ポルトガルで作られた「Insignia of the Military Order of Christ」、つまり「キリスト騎士修道会十字章」にします。パリの「装飾博物館」や「リスボン国立美術館」では見られるものの、ほとんどは世界のコレクターにコレクションされアンティークショップには出回らないものです。
次回、詳しい歴史や技術について説明をします。