1700's シルバー&ペーストジュエリーコレクション(2)
1760~70年の頃、ポルトガルで、よく似たデザインと技法でトパーズのジュエリーが作られました。この作品は、当時フランスで流行していたペーストに金属箔を「Hammered cloisonne setting」(参照)しています。購入したロンドンの老舗アンティーク店の主は、イギリスかベルギーで1760~70年の頃作られたと話していました。
この頃、マリーアントワネットが好み、流行したペーストジュエリーの色彩は、ピンクや鮮やかなブルーでした。パリでは金属部分を、出来るだけ少なく繊細に作ったことも考え合わせると、イギリスかベルギーの推察は正しいと思っています。
正装のご婦人に、着けて頂きたいさくひんです。