Hobe 「metal surface」
シルバー製品 メッキ無し
「metal surface」(参照)・メタルサーフェイスの説明は「Penino」を参考にしてください。この流行が始まると帝政時代スタイル(参照1・参照2)の作品を作っていた「Hobe」は「Cocktail Party」時代のコスチュームジュエリーとして二つ目のスタイルに挑みます。はたしてそのスタイルは、やっぱり比類なき「Hobe」でした。デザインは変わっても、徹底して手仕事と品質にこだわります。葉っぱのパーツのみプレスで打ち抜いていますが、他はすべて板と線のシルバーで手作りしています。葉っぱのパーツを鋳造(キャスト)ではなく、金型にコストのかかるプレスにしたのは、仕上がりの光沢や変色の少なさのためでしょう。鋳造(キャスト)はシルバーの内部構造が粗いため、プレスパーツほどのシャープな光沢が得られないのです。プレスは金属が締まっているので、まさに美しい「metal surface」が得られます。そして何より薄く硬く出来るので軽く仕上がります。「Hobe」の作品はどれも驚くほど、軽くて丈夫に仕上がっています。
これから何作かの「Hobe」・「metal surface」をご紹介します。堪能してください。